病気体験記

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肝臓がんの告知を受けて…

病気と仲良く付き合っていこう!

告知

2006年8月8日、午後13:30分
「6番にお入りください」
医師のマイクを通した静かな声が待合室に響いた。
呼ばれる5分くらい前に自分の頭の中で、
「次に自分が呼ばれたら今回のダイナミックCT検査も無事変化無しで終われる。」 
そう思っていた矢先だったので、
「、やった〜」
とうきうき気分で診察室に入った。
先生がパソコンの画面を見ながら、小さな声で、
「癌が出来ています。」
と一人事のようにつぶやいた。

「えっ!本当に!」
聞き返したとたんに耳の奥のほうから心臓の音が
「ドックン・ドックン・ドックン」
と聞こえるのがよく分かった。
8月8日は若いころから、毎年大阪で行われているロックフェステバルの日であり、夏を迎えた実感の出来る日だったが、今年の8月8日は51年の人生で最大ショックを受けた日になってしまった。

数年前に肝臓に出来た再生結節という、細胞のかたまりがとうとう癌化したのである。
昭和30年3月にこの世に生を受けた僕は、兄が交通事故でなくなり、その後、姉3人の後に出来た男児であったため、大切に育てようと、母が母乳が出るにもかかわらず、当時ではとても高価で一般家庭ではなかなか飲ますことの出来ない粉ミルクをせっせと飲ませたのだった。

このときの粉ミルクがヒ素ミルク事件のミルクであることは、数ヶ月後に僕の体がどす黒くなり、飲ませても、飲ませても痩せていくという変化で分かった

2008年10月10日 15時11分
体験日 : 2006年08月08日
治療状況 : 診断後/告知
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