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ダートマス大メディカルスクールで「患者意思決定」研究の特別プログラムに参加

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先週末に、ハーバード大を頂点とする「アイビーリーグ」のメンバーのくせにエール大やコロンビア大などと比べると中々思い出してもらえない可愛そうなダートマス大学(あと思い出してもらえないのはブラウン大)のメディカルスクールの特別機関から、奨学生応募で合格したとの通知がありました。で、6月25日から1週間、米国の北の端、ニューハンプシャーくんだりまで行ってきて、経費全て向こう持ちでps/da(patient support/decision-aid)の専門家らと1週間机を並べて議論してきます。博士号持ってないの私だけみたいなのでちょっと怖いですが、持ち前の楽観さで行って来ますぜ。

前回も修士課程のときに第1回目のプログラムに応募したのですが、世界中から歴戦の猛者が応募しているとあって軽く落とされてしまいました。今回が2度目の応募ですが、博士課程とはいえども、特にこのエリアで(まだ)大した論文も生産していないのに何故合格したのかはよく分かりません。エッセイで「俺取っといた方がええで」みたいに偉そうなこと書いたからでしょうか。まぁ、終わりよければ全てよしです。

この機関の名前は、Institute for Health Policy and Clinical Practiceというところで、その中のCenter for Informed Choiceというセクションから呼ばれました。ICだけで1つ研究機関を作れてるのが何か腹立ちますよね、米国。「患者支援」を掛け声だけではなく、認知科学や他の行動系、社会科学系の研究者らが知恵を出し合ってこのエリアで研究を重ね、結果を現場にフィードバックするという中々ええ仕事をしているところらしいです。

実際に、がん患者さんが難しい治療の意思決定を行う際にどのような意思決定ツールと共にそれを行うと効果的かつ後悔が少なく納得のいく意思決定が行えるかの効果測量なども含めて、研究と実践の両輪を回してるらしいです。私も去年知りましたが。

http://www.dartmouth.edu/~cecs/cic/2008/index.html

今回のテーマは、患者の意思決定(やはり元々意思決定科学のイベントですから)支援に関して「inter-professional education」に軸足が置かれます。教育工学的な視点も踏まえて、まさに、「どのように医師を意思決定支援のアートとサイエンスに関して再教育するか、その効果測定も踏まえて」な辺りが肝です。これは、実は我が国でも非常に求められているエリアですので、遥かに進んでいる米国の研究と実践に触れてきたいと思います。

で、私が自分なりに探求したい目的の軸をしっかりと作らんと、実りも多くならんでしょうから、皆さんの問題意識も参考にして、乗り込んで行きたいと思っています。なので、、「こういうことを見て来て欲しい、聞いて来て欲しい」といったものがあれば、ぜひともアイデアを頂戴できればと思います。

奴ら、偉そうにどでかい予算つけて立派な研究所まで作りやがって、日本より30年進んでると言われる連中のレベルがどんだけのもんか、見極めてやろうと思います。

あぁ、またマイルが貯まるなあ。

2008年03月12日 01時43分

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コメント一覧

  • No_image_user_thumb

    よしだ・なおき

    2008年03月12日 10時30分

    おみやげ話お待ちしてます!それにしても、おやぶん、長いよ、この文章。吉田並みに長いとそのうち言われそう(笑) 
    ここからまじめに。こういう研究が、ライフパレットで共有できるようになると、癌の患者さんにも朗報なのではと思っています。必ずしも、アメリカ式の医療が日本でもストレイトに使えるかどうかは分からないのですが、意思決定ということについては、とても興味があります。先日も、ある方から、ライフパレットのメンバーに連絡があり、患者さん本人が、告知を受けずに、数ヶ月で亡くなるということをお聞きしました。まだまだ日本では、この分野は遅れているのでしょう。本当に、海外での例を、是非教えてください! 気をつけて!!
  • Enpyo

    oyabun

    2008年03月14日 11時07分

    よしださん、どうも!

    よしださんばりに長い文章だとお褒め(?)いただいて、「神奈川よしだファンクラブ」会員2号としては大変に光栄ございます

    冗談はさておき、色々と学んできて、新しく有用な情報をシェアできるようにしたいと思います。文化差も含めて、医療意思決定の構造を精緻に分析し、より向上したコミュニケーションを実現するためのモデルを作り上げようというのがこのエリアの主目的です。日本の医療現場にも応用できる部分が大量にあると感じています。

    では、コメント多謝でした!
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