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三回目の抗がん剤点滴

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7日に血液検査と簡易レントゲン撮影をして、結果説明後に3回目の点滴をした。1日の外来治療で終了。

血液検査とレントゲンは、本来は10月の30日に行う予定だった。カアさんの具合が良くなく、伸ばしてもらったが、さすが大学病院はそれほど簡単に自由が効くものではなかった。結局、抗がん剤投与の日になった。早めに行き、血液検査で1時間後に結果が出るとの事で、その間にレントゲンも撮った。

結果説明で担当医から、血液検査の結果が非常に良かったそうで、現状ならば予定通りに抗がん剤を点滴しようという事になった。肝臓は前回のMRで殆ど見えないくらいになっていたが、両肺と原発部位に関して、今回の簡易レントゲンで効果判定をするには充分ではないが、と言いながら、原発部以外は殆ど判別が出来ないくらいになっていた。詳しくはMRを取れば良いのだろうが、レントゲンでは分からないほどになっていた。原発部は中心に近く、陰に成っていてよく見えない。

点滴は5本、所要時間は2時間40分。
1本目:アロキシ 0.75mg(吐き気止め)・デカドロン 13.2mg(ステロイド薬)
2本目:アリムタ 830mg(抗腫瘍薬)
3本目:生食 100ml
4本目:カルボプラチン 770mg(抗腫瘍薬)
5本目:生食 100ml

体重が入院時67kgだったのに、全脳照射と抗がん剤点滴で食欲が無くなり、11月6日には54kgにまで成ってしまった。バストが垂れてなければ、二の腕やお尻の肉がタラタラしてなければ、結構良い体型には成ってきた。頭は茶坊主だが。10月26日に退院以来、入院中もそうだったのだが、味が分からないと言って食べようとしなかった。入院中は食べなければ栄養剤の点滴が始まるので、無理に飲み込んでいたが、退院してからはワガママになってきた。ゲルソン食事療法や済陽式食事療法に薬膳を取り入れて作ったが、結局11月5日の午前中まで野菜と果物のジュースだけで、固形の食べ物は殆どダメだった。5日になって味が少し分かる様になったと、我が街では有名なラーメン屋さんに行き、味の濃いチャーハンを一人前食べた。6日も普通に少しだが、野菜中心の薄味料理を食べた。

抗がん剤点滴をした7日と翌8日までは食べられたが、9日からグッタリして食べなくなった。味は分からないと言う事はないが、起きてるとフラつくと言う事で寝てばかり。
今朝は妹が持ってきてくれた、熊肉の煮込みを作った。滋養があるという事だが、やはり臭みが強く、長時間煮込んで何とか臭みは抜けた。臭み抜きは2日前からしておいた。今日は先ほど起きてきて、熊汁の汁だけと、生卵をご飯に掛けて食べた。


前回に比べ、先生も驚くほど血液検査の結果が良く、簡易レントゲンでは肺の病巣が判別出来ないほどにまで成っていた。これには本人も随分と喜んでいた。食事は殆どしていなかったので、これは野菜ジュースのお陰だと喜び、感謝された。無農薬のニンジンや果物を集める事は難しい。ニンジン・リンゴ・レモン・スダチ・ホウレン草・小松菜・キャベツ・株の葉を各種組み合わせて、変化を付けながらジュースにしている。もう少し元気になり、食べられる様になったら、今度は薬膳理論を取り入れた食餌療法を始めて見たい。

あと残り3回の抗がん剤治療がある。そのあとはオプションで、アリムタの注射を続けるかどうかだが、通常はいつまでも注射を続けるのだろうか。高額限度額で1回が81,000円で出来るが、この注射はいつまで続けるのかが不明だ。担当医先生の話では、20回続けてる人もいるという。今回の治療が上手くいけば、統計上は2年間の延命だが、20回という事は20ヶ月間通常の生活をしている事になる。その後はどうするのか、不安はある。何よりも二人とも年金だけの生活になるので、収入的には10万くらいで、8万円の治療費はいささか負担も大きい。

そんな事を悩んでいたら、カアさんの友人が、医療用カツラの話しや外出用のオシャレ帽子をプレゼントしに来た。体調不良で寝ていたが、以前話した人の、その後に話しが成った。今回のカアさんと同じような治療をした人で、築地ガンセンターに半年間くらい入院していて、3年後の今は完治ではないが、ビールを飲んだり普通に食べたり、全く通常の生活に戻っているという。
入院当初の状況は、肺が原発の肺癌で、水がたまり息苦しくて病院に行ったら肺が真っ白だったそうだ。骨転移と脳転移・肝臓転移はカアさんと同じだが、骨の痛みは無かったそうだ。手術は不可能で、生活保護の申請を市で行い、市の計らいで築地ガンセンターに転移したという。現在は月に1回検査に行ってるが、異常は無いという。

カアさんの場合、その人よりも良いが、アリムタの注射を続ける事は良いのだろうか。出来る事は何でもして欲しいと、子供達は言うのだが、方法はアリムタだけなのかと迷う事もある。丸山ワクチンも賛否両論で、1日置きに通うのも大変だ。近所には丸山ワクチンに協力的な病院はない。むしろある程度検査だけにして、再発が起きたらトモセラピーとか、肺だけなら抗がん剤治療とハイパーサーミアを試す方が良いのかとも思う。トモセラピーも、抗がん剤投与にハイパーサーミアを併用して効果を上げてる病院がある。かなりの効果が有るらしく、何となく興味も有るのだが、大学病院の方が遙かに効果的な抗がん剤を選んでの治療をしているとも聞いている。肺癌での治療効果を上げる事が、補助金を得るのに絶対必要とかとも聞いた。利益優先よりも、治療効果優先の方が良いという人もいる。しかも今回の主治医は肺癌研究のグループであるし。

担当医先生は大学病院で出来るだけの事はして下さっているし、丁寧な説明を長時間にわたり、理解出来るまで分かりやすく説明もしてくれる。カアさんも子供達も信頼をしてるので、出来るだけ担当医先生の指示通りにしたいらしいのだが。

抗がん剤治療後は、如何にすべきか、悩む。担当医先生のグループの一人に、カアさんが聞いたらしい。治療後に働く人はいますかというと、大勢いると言っていたという。来年には仕事に復帰したいと言い始めてるが、それも如何なものか。経済的にも、生き甲斐のためにも職場復帰は良いが・・・皆も復帰を待ってると言ってるらしいのだが。

2012年11月10日 11時14分

体験ワード : 肺癌  ゲルソン食事療法  済陽式食事療法  野菜果物ジュース 

コメント一覧

  • Kii

    ダラダレ

    2012年11月10日 11時17分

    熊料理が効いてきたのか、これを書き上げた頃、体が熱くなってきたのアイスクリームを買ってきて欲しいと言いだした。ニンニクや生姜・ネギ・ゴボウなど、体を温め、免疫力を高めるという、各種の食材を沢山入れた。その効果がもう出てきた様だ。
  • ___

    p-con

    2012年11月10日 13時04分

    ダラダレさん こんにちは。
    何時も食事の用意大変ですね。
    自分はまだ食欲が戻らず、兎に角口に出来る物、一寸酸味のあるリンゴとか、トマトが口に良く合います。
    治療中は味が分からなくなっていても、嗅覚も有って臭いに敏感になることがあります。
    そんな時は体に良くなくても、味の濃い物が食べられることが多いです。
    病院の公売でよく売られているのが カップ麺。
    量も種類も兎に角多いです。
    口に合う物で一時を凌ぎ、回復が始まったら徐々に普通の食事にしていくのも治療の一環のようです。
    患者は我が儘です。そうしないと食べられるものが無い、気分が沈む、そんな強迫観念に囚われることも少なくないです。
    家族の方が参ってしまうのもその辺りから入っていくのかも知れません。
    気楽に、おおらかに見守るのも大事です。
    ダラダレさんご自身を守る手段にも成りますよ。
  • Dsc_0044

    はみまゆ

    2012年11月27日 21時03分

    ダラダレさん、こんばんは。
    今更なコメントでごめんなさい。

    無農薬の人参その他野菜はその後どうなさっていますか?
    私は以下のサイトのお野菜を定期購入していただいています。
    ジュース用の安い無農薬人参も扱っています(形は悪いと思います)。

    http://www.tsukubanokaze.net/

    無農薬にしてはありえないくらいお安いですが、生産直売だからかな、一応私は生産者さんを直接知っているので、品質は確かだと思っています。ただ、産地が茨城県つくば市ですので、放射能検査等きっちりやってクリアしたのを確認してされていますが、気になさる方はいらっしゃるかもしれません。そのあたりはご自身でご判断いただければと思います

    参考になりましたら、幸いです。
    奥様の病状が快方に向かわれますことをお祈りしております。
    ダラダレさんも、どうぞご無理なさいませんように。。
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