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- 入院から手術まで
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前回、化学療法を術前にするか術後にするかで迷った末に、先に手術することに
したところから、、、、
これまで、温存か全摘かということにはふれなかったのですが、私の場合、腫瘍が
二つあり、それぞれの大きさは2cm以下で温存適応だったのですが、一部切除すると
乳房が大きく変形してしまう可能性が大きかったのと、術後放射線療法のために
毎日通院するのがいやだったのと、「取り残し」が不安だったので、全摘を前提に
手術の話を進めていたのでした。
さて、手術すると決めてしまったらサバサバして、さて、予定通り入院です。
夫の両親が遠方からすでに手伝いに来てくれていたので、入院しないことにはおさ
まらないという状況になっていたという事情もありますが。
6月20日に入院で21日午後の手術。
まずは病室に荷物を運び、別室で主治医からこれまでの経過のおさらいと手術の説明を
してもらいました。夫と10歳の子供が同席です。
息子の同席にはちょっとためらいもありましたが、隠し事はしていないので、一緒に
話を聞かせることに。
おっきなシャーカステンにずらっと貼られたCT、MRI、骨シンチの写真。圧巻です。
自分の体といわれても、実感がわかないぞ。
診察のときには一部しか見せられてなかったので、こんなにあったのかとびっくり。
画像診断ではリンパ節転移、遠隔転移は見られないこと、センチネルリンパ節生検の
説明と、その結果がん細胞が見られなければ、リンパ節郭清はしないことなど、夫にも
わかりやすいように図示して説明してもらいました。
子どもの反応はと見ると、、、、ぜんぜん関心なさそう。
おかあさんが癌になったということは理解しているのですが、治ると思っているので
特に心配はしていないようです。
さて、途中ははしょりまして、手術当日。
前夜9時以降絶食なので、おなかはぺこぺこです。
午前中は、センチネルリンパ節生検のための放射性同位元素注射。シンチ室で主治医に
がんちゃん付近めがけちくちく注射され、そのあとを薬がよく回るようにモミモミして
もらいます。
男性にこのおっぱいをもまれるのもこれが最後。
先生が嫌いなタイプでなくてよかったです(^^)
午後、病室でルート確保のための点滴。しばらくして鎮静剤を筋肉注射され、スト
レッチャーに横たえられて、手術室へと運ばれました。
手術室で名前を確認されたまでは覚えているのですが、あとの記憶はどこへやら。
気づいたら、喉に挿管されており、呼びかけに答えようとしているところでした。
こんな状態で手術されたらかなわんよー、と思ったら、「終わりましたよ」の
声。安心して、また眠りました。管を抜くのがすごく苦しかったことだけ覚えています。
待合室で手術が終わるのを待っていた夫と義父は切り取ったおっぱいを見せられた
そうですが、義父は「かわいそうで涙が出た」と言っていました。
普段ドライな義父なのですが、ありがたいことだと思いました。
夫の感想は、未だに怖くて聞けません、、、、
実は、入院前夜、おっぱい見納めだからちょっとスキンシップするか、と誘ってみた
のですが、彼はまったくその気がなさそうで、涙ぐんでました。
私よりも夫の方が、乳房全摘にショックを受けていたのかもしれません。
妻のおっぱいは夫のおっぱいでもあるのですよね。異常に気づかなかった自分を
責めているところがあるんじゃないかと思っていますが、聞きにくいことです。
手術して1ヶ月たったいまでも、夫に傷を見せられないのです。
ふつうに会話はするし、優しくしてくれるのですが、性的なことはタブーみたいに
なっちゃってます。いつか禁断の門が開く日はくるのだろうか、、、、
さて、術後は一晩モニターをつけられICUですごして、翌朝病室に戻りました。
驚いたことに、ICUの斜め前が病室でした。なーんだ、という感じで看護師さんに
支えられながらもヨロヨロ歩いて自分のベッドへ。
手術中は病院からレンタルの術衣を着せられていたので、パジャマに着替え、
横たわると一安心です。
尿道に入れられていたカテーテルはあまりに気持ち悪くて、ICUにいる間にとって
もらい自力でトイレに行きました。
硬い手術台に横たわっていたせいか、背骨がめりめり痛みます。
ICUで意識が戻ったとき、家族が面会に来ていて、「リンパはとらなくてすんだ」と
聞いていたのですが、確かに手はかなり自由に動きます。なので、リハビリはとても
楽でした。
手術自体は、このように、とてもスムーズにいきました。傷にはぺーっと透明なテープが
貼られているだけなので、パジャマの胸元からダイレクトに目に入ります。
茶色い筋が横に1本走っていて、なつかしい私のミニパイはどこへやら。
脇の下からは、排液用の管が出て、点滴台につり下げられたバッグにオレンジ色の
液体がたまっています。
本には「傷が見られない」とか、「看護師さんに一緒に見てもらった」とかいう
体験談が載っていますが、もう、否応なく見ちゃった、という感じでした。
そのときは泣くほどのショックはありませんでした。こんなもんか、という感じ。
かくして、短くて長い手術の一日は終わりました。
お次は退院から補助療法決定までのお話。
なかなか録画再生が現在に追いつきません~。 2010年07月21日 19時43分

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