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【LPD】インフォームドコンセント

インフォームドコンセントは
医療に限らず、カウンセリングなど対人援助の分野で
重要とされています。

普通に医師に受診しているかぎりでは
わざわざインフォームドコンセントの意味まで
説明を受けることは少ないと思いますが、
(むしろカウンセリングのほうが説明を受ける機会があるのでは・・・)

患者側が積極的に知っておけば
身を守るだけでなく、治療に対する意識作りもできるので、
取り上げます。


インフォームドコンセントを佐藤(2004)は次のように整理しています。

医療・人間科学領域倫理の原点であるインフォームドコンセントは
次の3点で成り立っている。

1、自分に関することを、自分で決める権利(自己決定権)
2、他者の自分に対する処置(対応)について知る権利(接近権)
3、質問されたとき、専門職側の答える義務(還元義務)


インフォームドコンセントは一般に
「説明と同意」と訳されることが多いですが、
十分な説明の後で受け手側が「納得する」
というところに意味があります。

もちろん、権利があるからといって、
意味を履き違えてモンスターな患者になっては意味がありません。


また、判断、決定するには経験不足である
小さいお子様に対しては注意が必要です。

すべてを子供の判断に任せたら、
医療に限らず大変なことになります。


さらに、十分判断力をもっている大人でも、
病気中、入院中という特殊な状況下では
本人の本来の価値観に基づいた決定ができない場合もあるということ。

一度失ったら二度と取り戻せない行為もありますので、
本人の価値観に戻って、
時間の許す限り考える必要があります。


私の場合、抗ガン剤治療後の死んだガン細胞の組織が採取できないぐらい
小さいものだったので、たまたま何もしなくて済みましたが

もし採取しようと何らかの処置をしたなら(開腹手術か腹腔鏡手術)
経に触って男性機能を失う可能性もありました。




さらに私はすべての人間活動にも
”自己決定権の尊重”を重視すべきと思っています。


【文責】
田中孝憲/ハートストリングス
ブログ⇒ http://gannaotta.blog70.fc2.com/


★引用する場合は、
「田中孝憲/ハートストリングス」と一言添えてくだされば結構です。

2011年08月01日 18時56分

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