【患者会・女性特有のがん】NPO法人 女性特有のガンのサポートグループ オレンジティ

静岡県を拠点に活動を展開する女性特有のがんの患者会『オレンジティ』。
静岡の名産といえば、みかんとお茶。つまりオレンジティ。
オレンジ色のジャケットに身を包んだ、代表の河村裕美さんにインタビューを試みた。

静岡を拠点とした患者会、オレンジティ発足。

河村さん

オレンジティの河村さんは、シンポジウム、講演会、インタビュー、オレンジ色の服で颯爽と現れる。副理事長は緑茶をイメージさせるグリーン色。二人合わせるとオレンジティ。これも患者会につきまとう、‘あやしい宗教団体’、‘傷の舐め合い’といった誤解や負のイメージを払拭し、スタイリッシュに見せるための戦略。どういうふうにオレンジティを見せるか。静岡県庁でPRプランナーとして活躍する河村さんならではの患者会運営の極意だ。

オレンジティ設立のきっかけは、結婚1週間目の子宮頸がん告知。自覚症状はまったくなく、入籍をきっかけに病院へ行ったところ、たまたま見つかった。ある意味ラッキーだったともいえるが、定期検診を受けていたのに見落とされてしまったのは、河村さんが発症したのが子宮頸がんの中でも全体の1割と珍しい腺がんだったため(通常の上皮がんであれば通常の検診で見落とされることはほとんどない)。
結果は、Ⅰb期で、広汎子宮全摘手術による子宮と卵巣とリンパ節郭清を余儀なくされた。河村さん曰く「本当の闘いは手術後」。排尿障害、リンパ浮腫などの酷い後遺症や、夫や家族への子どもを産めなくなったことへの申し訳なさ・・・つらい思いをひとり抱え込む日々の中、東京を拠点とした子宮頸がんの患者会「あいあい」と出会う。代表のまつばらさんに静岡からわざわざ東京までやってくることは大変だと話したところ、「静岡でつくってみたら? 」。

そこで、新聞で募集をかけたところ、静岡県内から同じ思いをしている人たちが50名近く集まった。1回だけの集まりではもったいない、これだけの人が必要としているならばと、静岡県を拠点とする患者会を正式に立ち上げることを決意。静岡という地域性を大事にサポートしたいと考えた河村さんは、東部・中部・西部と各地域に拠点を設けた。

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