【患者会・乳がん】NPO法人 ブーゲンビリア

患者会と一口で言っても千差万別。いろいろな患者会が存在する。
ご紹介するのは、泣く子も黙る?! 乳がん患者会『ブーゲンビリア』。
とにかくパワフルなことで知られるブーゲンビリアを突き動かしている原動力とは?

気軽に乳がん検診!立川駅前にマンモグラフィー検診車。

内田絵子さん 2008年2月、立川駅すぐ伊勢丹前広場に、買い物や仕事帰りの女性たちの列ができた。目的は、乳がん検診。ブーゲンビリアが、マンモグラフィー検診車を呼び、自治体と同じ1000円で乳がん検診を行ったのだ。受けなくてはと思いつつも、敷居が高く、検診を先延ばしにしてしまう女性たちは少なくない。子育てや仕事に追われる若年層においてこの傾向はより顕著だ。なんとか打破したいと考えたとき、駅前にマンモ車を呼ぶことを思いついた。気軽に検診を受けられることが功を奏し、当日どころか予約の段階で断りを入れなければならないほど、希望者が殺到した。最終的には、86名もの女性に対して検診を実施。当初予想していた以上の大盛況を収めることができた。この実績を活かし、2009年4月にも開催。ひとりでも多くの女性に乳がん検診を受けてもらい、早期発見につなげることが、ブーゲンビリアの願いだ。

マンモ車による検診は立川発ピンクリボン活動の一環だが、ブーゲンビリアは会の拠点である立川を中心に、乳がんを取り巻く社会環境そのものを改善すべく、政策提言も含む活動を展開する。
2008年は、東京都女性のがん対策委員会も立ち上げた。
東京都の女性がんを減らすのが狙いだ。東京都は規模が大きく、また、東京都だけでなく神奈川県、千葉県、埼玉県、山梨県などの近隣からも人々が診察や治療にやって来る。がん登録も遅れているし、人も病院も多いからこそ、連携がスムーズにいかないということだってある。東京都は、ある意味、国単位よりも政策決定が難しいともいわれる難しいエリア。たくさんの課題をクリアしていかなければならない。そこで、市会議員や行政とプロジェクトチームを組んでの活動も進めている。まずは、三鷹を拠点とする卵巣がん患者会『スマイリー』とともに、立川と三鷹をモデル地区として、検診率を上げたり市民の啓発活動を行ったりなどして、始めの一歩を踏み出したいと考えている。
代表の内田絵子さんは言う、「チャレンジです」。

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