第17回 セカンドオピニオン

「乳がんと言われ、セカンドオピニオンを受けたいのだけど、どうすればいいのかな」

20数年ぶりに聞いた小学校時代の同級生の声でした。しこりを感じ受診したところ、すぐ専門病院に行くようにすすめられ、紹介状を手渡されました。
紹介先での検査結果はステージⅡaの乳がん。抗がん剤の治療と手術をすすめられたが、この病院でその治療を受けるべきか迷ったため、別の医師の意見を聞きたいと思ったのだそうです。

主治医にその旨を伝えると、むしろ早く治療を始めたほうがいいとすすめられたとのこと。
一刻を争うほどの事態なのであれば、なおさら乳がんの標準的な治療法や2002年から保険適用になった内視鏡手術のことなども知り、納得した上で治療に臨んだほうがよいと判断しました。

主治医の意見に加え、別の医師に意見を求めることを「セカンドオピニオン」と呼び、近年、医療機関ではそれを受けることが推奨されています。
「セカンドオピニオンを受けたいので資料を一式貸してほしい」と主治医に面と向かって言うことにはやや勇気が必要ですが、多くの医師はこの行為を患者が納得して治療を受けるために必要なことであると認識しています。
自分の身体のことですもの。誰に遠慮も要りません。思い切って医師に切り出してみましょう。

※中日新聞に掲載したものを転載いたしました。


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