第11回 日本医療機能評価機構

「病院の質」を評価する団体があるのをご存知ですか。
かつては自己評価に委ねられていましたが、1997年に財団法人日本医療機能評価機構が設立され、病院を第三者が評価するしくみができました。病院全体の管理体制や安全面、人事や財務、そして療養環境の整備など6つの領域が評価されます。
日本には8832の病院がありますが、そのうち2530病院(28.6%)が同機構から認定を受けています(2008年8月25日現在)。

療養環境の面では、病棟の静寂が守られているか、採光、彩色が配慮されているか、圧迫感がないか、癒しへの取り組みを積極的に行っているか、なども評価の対象となります。

また、患者、家族がプライバシーを守られながら説明を受ける場所や面会用のスペースはあるか、患者名の表示は患者本人や家族の意向が尊重されているか、病棟では検体などが人目に触れないようになっているかといった細かい点も問われます。

肝心の診療の質に関しては、人員・施設整備、教育、運営・手順、業務改善のしくみなどを評価するにとどまり、治療結果の評価はまだ先になりそうです。

あなたがかかっている病院は認定されているでしょうか。今度病院に行ったら、院内に認定証があるか探してみてください。

※中日新聞に掲載したものを転載いたしました。


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