化学療法の影響について~化学療法の精巣・卵巣への影響~

化学療法は、性腺(男性なら精巣、女性なら卵巣)の機能に影響することがあります。性腺への影響は命に直接影響を及ぼすことはありませんが、患者さんのQOL(生活の質)を妨げる可能性があります。影響の大きさは、性別や治療を受けるときの年齢、また治療内容や治療期間によっても異なります。

男性の場合、精巣は卵巣よりも抗がん剤に対して反応性が高く、抗がん剤の種類や量に応じて影響を受けます。抗がん剤は直接精巣に影響して、正常な精子の形成過程や精巣の萎縮、貧精子症、無精子症、不妊になることがあります。

女性の場合、抗がん剤が直接、卵細胞を破壊したり、ホルモン環境の変化を引き起こしたりすることから、ホルモンの分泌が低下します。ホルモンの分泌が低下すると排卵や月経が停止することがあります。

小冊子『化学療法を受ける大切なあなたへ そしてあなたの大切な人へ』
(2008年3月作成)より転載。


監修
自治医科大学付属さいたま医療センター血液科 神田 善伸 先生
東京慈恵会医科大学医学部看護学科 渡邊 知映 さん

Special thanks
PAL(Patient Advocate Liaison)

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