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第6回:寄せられた400通の声、要望
桜井 なおみさん
NPO法人HOPEプロジェクト理事長/CSRプロジェクト代表
雇用継続のために必要なこと
がん患者が就労し続けるために必要なものを聞いたところ、400件近い様々な声が寄せられた。
企業等の雇用側に対する要望が多く、がんと付き合いながら仕事ができるよう、労働時間に柔軟性を持たせることや、休暇を取得しやすい労働環境づくりを求める声が目立った。行政に対しては、雇用側が、がん患者の就労を支援しやすい社会的な制度・システムを整備するよう要望する声が多かった。
届けられた400の声
届けられた400の声の中から、雇用側、行政、社会の3つの分類から代表的な意見を取り上げよう。
- ●時短や通院休暇が定期的にとれるような療養中勤務体制制度
- ●職場内で、病気に対する理解と配慮があること
- ●時間および場所を含めてフレキシブルに勤務できる、柔軟な雇用形態
- ●直属の上司以外にも相談できる部署(担当者)等があること
- ●がんでも入社時に差別されない制度、また健康告知をしなくて良い制度
- ●メンタルな部分でのバックアップがあるとよいと思います
- ●治療のための休職、短縮勤務が法的に保護されていたらよいと思う
- ●障害者雇用率の算定に含める等、企業ががん患者を促す制度確立
- ●がん患者を雇用する企業に対して、補助金・援助金等を支給
- ●一般人(健康人)の無知・無理解・誤解・偏見を取り除く必要
- ●がん患者に対する偏見を持たないでほしい
- ●まず全ての人が「がん=死」という概念を取り払うことが必要
- ●がん治療に対する「取れば治った」という意識を持った人があまりにも多い
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